外国人看護師の受け入れが増えない理由とは?

外国人看護師の受け入れが増えない理由とは?

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看護師の世界は、昔から人材の不足に悩んでいます。毎年、看護師国家試験に合格する人は増えていますが、離職する人も多いので結局は数が伸び悩んでいます。そこで考えられたのが、外国人看護師の受け入れです。

 

海外から看護師を移民として受け入れることで、看護師不足を解消しようというわけですね。一時期マスコミでも大きく報じられたので、知っている人も多いでしょう。主に東南アジアから看護師や介護士を受け入れる政策を発表しました。

 

しかし、いくつかの問題があって、大きな結果は出せていないようです。ここでは、外国人看護師の現状を紹介します。

 

外国人看護師が日本で働くには?

 

外国で看護師免許を取得した人は、そのまま日本で働くことができません。海外の看護師免許を持っていても、日本での看護師国家試験に合格する必要があります。また、試験を受けるにも条件があるので、それらを満たすことが義務づけられているわけです。

 

看護師国家試験を受けるには、厚生労働大臣の認可が必要となります。これは、「日本の看護学校卒業者と同等以上の知識がある」ということを認めるもので、色々な面から審査が行われていきます。

 

審査基準は、以下のようになっています。

 

  • 外国看護師学校養成所の修業年限
  • 教育内容及び履修時間
  • 教育環境は日本と同等か
  • 当該国で正式に認められた養成所か
  • 当該国の看護師免許取得の有無
  • 当該国の国家試験か
  • 日本語能力の高さ

 

こういった厳しい基準を満たして初めて、看護師国家試験の受験資格が得られるわけです。なので、発展途上国などの教育制度が整っていない環境だった場合、受験資格が得られないこともあります。

 

 

外国人にとっては難関の看護師国家試験

 

日本の看護師国家試験の合格率は、毎年90%前後という高い水準となっています。(新卒看護師の就職活動)普通に勉強していれば、誰でも合格できると思って良いでしょう。しかし、外国人にとっては、これが大きな壁となっています。

 

外国人の看護師国家試験の合格率は、以下の通りです。

 

  受験者数 合格者数 合格率
平成22年(2010) 254 3 1.2%
平成23年(2011) 398 16 4.0%
平成24年(2012) 415 47 11.3%
平成25年(2013) 311 30 9.6%
平成26年(2014) 280 29 10.4%

 

最近の数値だけ見ても10%前後となっており、かなり低い水準だといえます。やはり、日本語の試験ということで、ハードルが高すぎるわけですね。専門用語も多いですから、外国人からすると理解するのが難しいでしょう。

 

また、来日して3年以内に合格しなければ、強制帰国という厳しい条件もあります。こういった理由から、外国人看護師の数は伸び悩んでいるというわけです。

 

試験問題を易しくするべきだという声もありますが、人の命を扱う仕事なので妥協することは許されません。なので、外国人看護師が日本で働くのは、非常に難しいと言えるでしょう。


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